英語は難しくない!大人のための最短英語学習法

忙しい大人のための効率的な英語学習法について書いていきます。

左脳を使った英語学習でなく右脳を使った英語学習に取り組もう

私は、自分のストレスを少しでも軽減するためと、能力をもう少しでもよいので出したいなあー。ということから、気功、ヨガ、各種成功法、教育論などの勉強をだいぶしました。
 

その中に大脳生理学のことが説明されている書籍が数冊ありました。
全く予期していなかったのですが、後になって「潜在意識」と「右脳/左脳」の理論が英語教授法を作るにあたって大変に参考になりました。
 

まず潜在意識とは、例えば、あなたの職場から自分の家に帰る場合、いちいち「どこの駅の何番線へ行って、○○駅で降りたら北口へ行って、そこを出たら階段を下り外へ出る。そして、5番のバス停へ行く、○○で降りたら北へ100メーター歩いて……」と考えながら家に帰りますか? 引っ越して2日目だ、という人は別として。
 

これらは、潜在意識が自動的に覚えているのです。
英語も職場から自分の家に自動的に帰れるという状態が完全にマスターした姿です。
また簡単に言うと、あなたの学校の先生が黒板に書いて説明していたことは、上の道順の説明です。説明は不要ではありませんが、実際にその場へ行ってみなければ、いつまでたっても行けません。
 

そして、ここで注意しなくてはいけないことは、説明が詳しくなればなるほど、そこへ行くのが難しく感じます。(ふたたび心理の重要性です。)
ただし、ここでグッドニュースがあるのですが、逆に、肩の力を少し抜いて、何度かその道のりを往復すれば、自然にそれを覚えてしまう能力が私達に備わっているということです。潜在意識は繰り返しに弱いのです。こういう力を最大限に利用するのです。
 

また、潜在意識の最大の特長は、5感が感じたことを、善悪の区別なく自動的に、そのまんま受け入れるということです。ですから、CD付きのテキストに取り組むとなったら、あれやこれやと考えずに、無邪気に機械的、自動的にやったほうが効率よく行きます。
 

ですから中学生の方が年配者より、一般に上達が速いです。
40代ぐらいの人で、スクール内でよく聞こえてくる会話ですが、
「歳をとると記憶力がやっぱり悪くなるなぁー。」

 

これは少し違います。
「歳をとると、理屈が多くなってゴチャゴチャ考えてる時間が増えて、技術の習得に時間がかかるな!」
と言うべきでしょう。
また、潜在意識の働きがわかると、教える方も霧が晴れたように、本当に教え方が良く分かります。

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下の図のように、私達の脳は右脳、左脳とに分かれています。このことは、ここ7、8年でたいへんよく言われるようになりました。

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左脳は理性、理論、計算を司る脳です。
ひとことで言うと、日本の昔ながらの学校教育や受験勉強で机にかじりついていて勉強している時は、ほぼ左脳しか使っていません。
一方右脳は感覚、芸術、イメージを司る脳で、例えば、この音楽や絵はいいなーと理屈ぬきに感じる脳です。
 

日本だけでなく、世界中の学校が左脳中心の教育に偏った為、現在は右脳をもっと使おう!と言う議論がさかんです。
英語学習にもこのことは言える、というのが私の主張です。

 

 

スポーツやビジネス、トップレベルの人たちが実践していること

現在、日本でも外国でもトップレベルと私が思っている人達の間では、なにか成功したい、欠点を改めたい、あるいは病気を治したいと思った時(目に見える)物質面より、まずは私達の心の働きを見つめてみようということが一般的になって来ました。

 

例えば、スポーツでは、イメージングなどと言われ、マラソン、サッカー、ゴルフ、バスケットボール、野球などで専門家を雇ってまで、心をポジティブにするよう訓練をするようになりました。
また、武道では、昔から 「 心・技・体 」 と言われ、心の重要性を一番にあげています。
 

ヘンなことを言う英語の先生だな、と思われる方もいるでしょうが、現場での英語教育を通じて、ある日、私は、英語教育においても 「 心 」(心理面)が重要であるということに気付きました。
 

いろいろとここで述べたいことはありますが、一言で言って、あなたは今までの英語学習で枝葉末節のことばかりやり過ぎて、「 英語はたいへん 」 と強く印象付けされていて、あなたの脳は無意識に英語を遠ざけている傾向にあります。
自然に覚えられる能力が私たちにはあるのに残念です。

 

さて、次回から、心に負担をかけず、シンプルに少ない時間と費用と努力で、超効果的に英語を習得し、しかも誇張でなく、TOEIC や英検でよい成績を取った人より、現実の生活で英語を生かせる具体的な方法を述べます。

ぜひこのブログをお気に入りにいれて、次回も読んでくださいね。