英語は難しくない!大人のための最短英語学習法

忙しい大人のための効率的な英語学習法について書いていきます。

移民の国で完成した言語=英語は簡単な仕組みでできている

「日常のことはすべて平易な英語で表現」≒「中学英語」です。

なお、移民の国で完成した英語と、天皇制のもと、アジアのはずれの島国の中だけで鎖国を経て、ほぼ日本人だけで使われてきた日本語とは、感覚的に根本的に雰囲気が違うような気がします。
 

この点からも、ある意味、日本人が英語学習につまづきがちであるということは言えます。
私達は、ハンディを負っています。
ですから、逆に中学レベル英語の運用術が日本人は特に必要なのだと私は痛切に感じ
ています。

 

中学レベルの文法を復習するのにオススメのホームページ、ブログがありませんかと質問を頂いたので、紹介します。こちらは学校の役に立たない文法ではなく実用的な文法を教えています。例文や練習問題があるのもいいですね。

カナダ人ジョーと大学教授が教える!わかる中学英文法

 

 

英語は移民用の簡単な英語と英学教授などのインテリが使う難しい英語がある

あなたは、「中学校の英語をマスターすれば、日常会話は十分にできる」と何度か聞いたことがあるでしょう。
私は、「英語の学び方」「上達法」という手の本を仕事柄200冊近く読みましたが、それらの著者の80%以上は、「中学校の英語をマスターすれば、日常会話は十分にできます」と言っています。これは正しいです。
 

簡単にいうと、中学3年の教科書の半ばまでの内容(全部ではない!)がすべての英語の基礎であり、プロになるのでなければ全容です。
ここまでがマスターできれば、日常会話はだいたい以上できますし、ビジネスでも使えます。手紙やメールもしっかりした、解りやすいものが書けます。

ここまでが、算数で言えば「足し算」から「割り算」にあたります。
外国語としての英語は一応卒業と言ってよいと思います。
 

ただし、ここまでが、よく、脳を含めた体全体で解っていない人は、いろいろとむずかしいことに手をつけたり、TOEIC の試験をうけたりするのはムダになります。
 

英語は一種二重構造になっている言葉で、移民の人でもすぐ分かる「やさしい英語」と高度な思想、科学を表記する英語や一部のジャーナリストや大学の先生がやや気取って使う「むずかしい英語」とに分かれています。

あなたは、「 むずかしい英語 」 には手を付けないことです。

 

やさしい英語に絞って学習すれば費用対効果で高い結果が得られる

このブログを読んでいるあなたの大半は英語の先生、通訳、翻訳家を目指して英語の学習をしているのではないと思います。
英語を商売道具として暮らしを立てていくつもりのない人は、やさしい英語のところを集中して、運用術も習いながらトレーニングも交えながら愉しく学習しましょう。
何をどう学習すればよいかが限定できれば、もう英語の学習は半分終わったも同様です。
 

どんな語句、文法とその運用術を知り、それをどのようにトレーニングするかは、これからさらに具体的に述べます。

 

また、当面の目標が定まるということはとっても大きいことです。
考えてみれば、あなたは漠然と英語が話せるようになりたい。
国際ビジネスマンとして将来活躍したい、会社で英語が必要になってきた、などと考えて、やみくもに、あっちの本、こっちのテキスト、やれ英会話スクールだと学習していました。

 

これでは、効率が悪いばかりか、いろいろなやり方がまじってしまい、結局何もやらなかった方がよかったという人までいます。

そして、なんと! やさしい英語の部分だけに限って学習した場合は、英語はあなたがイメージしているより、ずーっとずーっと習得が楽になります。
そして、費用対効果にいたっては、何も知らずに、やみくもにやっている平均的日本人と比べて、数倍も勝るでしょう。
このことも、このブログを読み進めていくうちに、納得していただけると思います。
 

なお、プロとしての英語の使い手を目指す人は、むずかしい部分の英語まで深く入って行く訳ですから、最低2年間は英語づけになる必要があるでしょう。時間、努力、忍耐とそしてお金も相当かかることを覚悟した方がよいでしょう。

その中に、愉しみや達成感を捜していくことも、あなたの仕事でしょう。どの世界もプロは厳しいようです。