英語は難しくない!大人のための最短英語学習法

忙しい大人のための効率的な英語学習法について書いていきます。

英語は頭で覚えても役に立たない!口と耳を使って右脳的に覚えよう

例えば、by と with の説明で 「 by はより精神的な寄り添い方で、with はより物理的な接
触を指す。by hand というと、手作り、という意味だが、with my hands だと実際に手を
使って何かを行なうことを示す。」

と初心者用の英語解説書にあります。
 

日本人の学習者はこういう説明をありがたがって読んでいますが、何の役にも立たない、と言ってよいと思います。
I go to school by train.
I help my little son with his homework.
のような文を意味をだいたい理解したら音読 / リピートなどして次々に頭に入れることです。
 

そうしている内に、上のような解説もだんだんと後になって分かってきます。上のような細かい解説は頭で覚えることではありません。
 

もう一度上の by と with の説明を読んでください。なんのことか分からないでしょう?
どれだけ、このようなことを覚えようとして心を消耗させ、時間とお金を浪費しているか分かっていただけると思います。
 

今の言葉で言うと左脳を働かせる種類のものではありません。口と耳を中心として体全体の感覚で覚えます。右脳的に覚えるのです。
 

一方、基本文法のようなことは、まずは頭で理解した方が整理され、分かりやすいものがたくさんあります。
例えば、「I’m going to buy a new car. この時の be going to は近い未来を表し、willと同じ使い方です。なお、going には 「 行く 」 という意はありません。

あくまで be going to で近い未来を表します。近い未来とは、一応6ヶ月先ぐらいまでを言います。」 と聞いておくと、とっても便利です。
 

by/with の例のように、口と耳を中心として、体全体の感覚で覚えなければいけないことを頭で覚えようとしていませんか?
学校教育での高校以上の学習は、体でしか覚えられないことを、頭で覚えさせようとしているのです。これでは、出来ないわけですよね。

ここでの私なりの、シンプルなアドバイスは、文の意味をだいたい理解したら、音読などしてそれを脳に定着させましょう。
なにか、細かくコムズカしい説明が出てきたな、と思ったら、そういうことは上級者になるまでは、耳を貸すのは止めてドンドン次の役に立ちそうな英文に移りましょう。

 

英語を上達させたければ捨てることが大事

どこで手を抜くか? 効率アップの秘訣は見切ること。限られた時間で実用的な英語を学びたいとなると、効率ということを考えざるをえません。

 

英語にはこれ以上やっても英語が格段によくなるとは思えない飽和点があります。
一つの大きな飽和点は、文法は現在形から始まり付加疑問文、現在完了形までです。過去完了形、話法、仮定法、分詞構文などは捨てましょう。あまり使われないことと、付加疑問文や現在完了が使いこなせない人は、さらに難しいこれらの用法は、絶対と言う程、使いこなせません!

 

英語に限らず、どんなことでも一種の飽和点があります。例えば情報も集めすぎると、情報を集める方に力を使い過ぎてしまい、面倒くさくなる上に、かえって判断に狂いが生じます。
人生はシンプルに生きたいものです。

 

次回はシンプルということに深く関連してくるのですが、英語は移民の国々で完結したということを書きたいと思います。