英語は難しくない!大人のための最短英語学習法

忙しい大人のための効率的な英語学習法について書いていきます。

英語が話せるようになるにはどの程度知識が必要なのか?

ズバリ申し上げます。
「足し算」から「割り算」までができれば日常生活に支障がないのと同様、英語も中学3年の半ばまで(全部ではない)の知識と運用法をマスターすればよいのです。
 

日本人の学習者は入試の時、英語は重要な教科なので、英語そのものを学習するというより、試験をなんとか乗り越えるための英語学習になってしまっています。そして、その上、資格好きなので、卒業後も TOEIC、英検を受けに行ったりします。
 

そして、再び、これらの試験英語の出題の多くは、例外やほとんど使われもしない難しいものを問うものがたいへん多いのです。
また、書籍の場合も同様に、こんな表現もある、あんな表現もあると、いろいろと紹介しすぎているのもが半数以上です。
 

しかし、考えてみてください。例外や難しいことは、使うチャンスがとっても少ないのです。
だいいち、そんなことを知らなくとも通じます。一方日常会話は、例えば get、give、for、on、off といった、誰でも何度も何度も目にしたり、聞いたことのある語が大半で、それが英語の骨子をなしています。
そして、これらの例外、難しい語はあまり使わないばかりか、なまじ、それらのことを断片的に知っているがゆえ、それに引きずられてバラバラな不思議な英語になります。

 

そして、最も悪いことには、細かいことにばかり気が行くので、英語習得への全体像がバラバラになっていて、(このことは長年の現場の経験で、ある日ハッキリ分かりました。)

 

例えば、次のようなあたりまえのことが忘れられています。
パラドックス→難しい単語、文法であればあるほど覚えるのに時間とお金がかかるが、使う頻度はまさにそれに反比例します。
そして、もともと使う頻度が少ないのですから、忘れる方も早いのです。
 

英語はあなたが思われているよりずーっとやさしいのです。
あなたが、中学程度の英語を音読やリピートなどしながら、その具体的な運用術をマスターするならば。

 

彼女は、ほとんど毎日ピアノの練習をする、を英訳すると?

さて次の日本文を英文にしてください。

答えは
She practices the piano almost every day.
この程度の英作文ができない人は、(気乗りのしない人も多いようですが、だから出来ないのですが……)もう一度、中学程度の英文を音読、リピートなどしてみましょう。

 

She practices the piano almost every day.
この程度の英文が算数で言えば九九にあたり、ややおおざっぱですが、この程度の英語が81 文ぐらい脳 ( 潜在意識 ) に入ってないと、そこから先はつまずきどうしです。
 

私の長年の現場での経験上ハッキリ言えます。まるで、ざるで水をすくっているかのように上達しないのです。

そのひとつの理由は、英語の基本文が算数の九九のように入っていないので、いつも日本語で考えて、それをそのまま英語にしようとします。
 

九九があやふやなのに、ピタゴラスの定理だ関数だとやるのにそっくりなのです。なにごとも基礎が大切で、基礎がしっかりしてしまえば、その道のプロになるのでなければ、それで、その分野は一応卒業です。
 

英語にも、このことは言えます。私のように英会話の先生になりたい人は別として、自分の専門、興味あることをもっと伸ばしてください。
自分の専門、興味は後に英語を使う時も、とっても役に立ってきます。
 

また、She practices the piano almost every day. 程度の英語が、だいたいでもいいので潜在意識に入ると、ネイティブの人と30分ぐらい話が続きます。本当の本当です。