英語は難しくない!大人のための最短英語学習法

忙しい大人のための効率的な英語学習法について書いていきます。

私がなぜシュリーマンの外国語学習法について研究しブログで書くことにしたのか

私がこのシュリーマンがどのようにして外国語を習得したのか、そのことをブログに書くことにした理由を述べておきます。

私の取扱っている英語教材、これは私が書いたのではなく、現役の家庭教師、塾講師をしている先生に書いてもらいました。

この教材は英語を勉強する目的をはっきりさせ、モチベーションを上げることからスタートします。
そして、ほとんど英文法を使わないで、英作文中心に勉強を進めていくのです。

そうです。
既にお気づきだと思いますが、シュリーマンの外国語習得法を小さくしたようなやり方なのです。

ところが、「記憶が面倒だ」「英文法を使わないと不安だ」という学習者が出てきたのです。
数にすれば全体の 0.5%未満ですが、自分の扱っている教材への不満ですから気になります。

実際、他の会社の英語教材では、「聞くだけで」とか「何もしないで」というような不思議なやり方で英語ができるようになってしまいます。

「もしかして、うちの教材のやり方は間違っているのだろうか?」

そこでいろいろ調べているうちにシュリーマンの外国語習得法に行き着いたわけです。

私はこの外国語習得法を知って、自分の英語教材に自信を持つことができました。

また、私の英語教材は TOEIC800 点レベルを達成した後、その後の勉強については目的別にいくつかの提案をするところで終わっていました。

そこで、完全にネイティブと同等、あるいはそれ以上の英語力をつけるための勉強法を提案したいと考えたのです。

ただ、このシュリーマンの外国語習得法と同じレベルの教材を準備するのは手がかかります。
それにおそらく、ほとんどの人が途中で挫折する可能性が高いと思っています。

ですから、ここではその外国語習得法を紹介するだけにして、今回は終わりにしたのです。

もし、あなたがこのブログを読んで、もっと手軽に、シュリーマンと同じ方法で英語を勉強したいと思ったら、私にメールをください。

要望が多かったら、私もこの外国語習得法に沿ったノウハウを公開するかもしれません。

シュリーマンについて、あまりよろしくない評価が多く出てきました。
しかし、私個人は非常に興味深い人物だという印象を強く持ちました。

彼の魅力を表すために、最後に「父親」シュリーマンのちょっと素敵な話をご紹介します。


“あるとき八歳のアンドロマケと屋上を散歩していると、娘がこんな質問をした。
「おとうさん、永遠て、なんですか?」
すると彼は平野の向こうに見える海を指さして、詩人のような比喩で答えた。
「アンドロマケちゃん、ここからピレウス(アテナイの外港。)までとどくような大きな大きな 大理石があったとして、何千年も何千年も絹でこすって、すっかり穴があいたら、それが 永遠ですよ。」”
(『発掘者の生涯』p214)