英語は難しくない!大人のための最短英語学習法

忙しい大人のための効率的な英語学習法について書いていきます。

英語学習法

斉藤孝氏が話す英単語を覚えるときの復習回数は?

私たちの脳 ( 潜在意識 ) は単純な繰り返しに弱いのです。やや極端になるかも知れませんが、教祖とか独裁者が行なう洗脳 (brain washing) は、2、3 テクニックがありますが、基本的には繰り返しです。 これをよい意味で応用して使います。単に1回だけサラッ…

文法を最短でマスターするコツは?

私の発想法は枝葉末節のことより、基本的、根源的なことに何倍も注がれます。文法に関することで、あなたにぜひ認識してもらいたい基本的なことは、文法はあくまで後講釈だということです。 言葉がまずは先に自然発生的にあり、その後、ずっーと後になって解…

リスニングでの失敗!英語を全部聞き取ろうとしてはダメ!その理由は?

私達は英語だけでなく日本語も文章を全部遂次理解して意味を把握しているわけではなく、その中に含まれる、いくつかの単語を拾って自分なりに意味を把握しています。 特に英会話の場合は、相手の言っていることを全部遂次理解しようと努めてはダメです。絶対…

英語の学習効果が10倍アップ!プロが教える英語学習者への14のアドバイス

以下にあなたの学習する上での参考、ヒントとして英語学習の原則を述べています。今までのあなたの常識とだいぶ違うはずで、驚かれることでしょう。あなたに強くお勧めすると共に広く日本社会に提言したく思います。 このテキストを書くに当たり次のサイトを…

なぜ2000語を覚えれば日常会話に困らないのか?

ここで、なぜ 2000 語なのか? ということを説明したいと思います。 私は自分自身の経験やたくさんの生徒さんの英語を聞いたり、フィリピンの数人の友人の英語を分析したり、たくさんの「英語の学び方」「上達法」というたぐいの本を読んだりして、2000 語で…

TOEICや英検で高い結果を出せる人より実用的な英語が使える人を会社は求めている

Turn on the TV, please.(テレビをつけてください) まずは、このセンテンスを使って 具体的な説明を始めましょう。turn という語は日本人にも親しみがあり、かなり使われていて、やさしく応用範囲の広い語です。 turn は次のように図解することができます…

英語の構文や構造を勉強する時間があるなら基本英文を暗記しろ

これ以上単純化できないという形で私なりに英文を単純化してみます。 I ate spaghetti in the new restaurant.The typhoon hit the Tokyo area yesterday. 英語は主語+動詞+目的語+付け足し、が一番の基本文型で、重要かつ、使用頻度も最も高いです。学問…

左脳を使った英語学習でなく右脳を使った英語学習に取り組もう

私は、自分のストレスを少しでも軽減するためと、能力をもう少しでもよいので出したいなあー。ということから、気功、ヨガ、各種成功法、教育論などの勉強をだいぶしました。 その中に大脳生理学のことが説明されている書籍が数冊ありました。全く予期してい…

「英語脳」「脳に英語の回路を作る」ためにするべきことは?

私が英語を教える時、簡単に言って、教授する生徒さんの脳(最近のことばでは潜在意識)に、中学程度の基本文がだいだいでもよいので80文程度入っているかどうか? ということをチェックします。この80文が入っていない人には、それを脳にインプットするこ…

移民の国で完成した言語=英語は簡単な仕組みでできている

「日常のことはすべて平易な英語で表現」≒「中学英語」です。 なお、移民の国で完成した英語と、天皇制のもと、アジアのはずれの島国の中だけで鎖国を経て、ほぼ日本人だけで使われてきた日本語とは、感覚的に根本的に雰囲気が違うような気がします。 この点から…

英語は頭で覚えても役に立たない!口と耳を使って右脳的に覚えよう

例えば、by と with の説明で 「 by はより精神的な寄り添い方で、with はより物理的な接触を指す。by hand というと、手作り、という意味だが、with my hands だと実際に手を使って何かを行なうことを示す。」 と初心者用の英語解説書にあります。 日本人の学…

英語が話せるようになるにはどの程度知識が必要なのか?

ズバリ申し上げます。「足し算」から「割り算」までができれば日常生活に支障がないのと同様、英語も中学3年の半ばまで(全部ではない)の知識と運用法をマスターすればよいのです。 日本人の学習者は入試の時、英語は重要な教科なので、英語そのものを学習…

細かい英文法は覚えるな!君は言語学者を目指しているのか?

よく引き合いに出される冠詞 (a/an, the) は全くもって気まぐれです。例えば、He’s in love. (彼は恋している)He’s in anger.He’s in a hurry.He’s in (a) good shape. 最後のセンテンスは a が入っても入らなくてもよいのです。(これらを理性的な左脳で…

英語学習で遠回りしているのはどんな人達?

「英語の学び方」というたぐいの本が200冊も300冊も出版されています。ネットでも、そういうものがいくつも載っています。教材にいたっては、数え切れない程あります。 1番遠回りしている人は、実際に英語学習する時間より、「学び方」の本を読んでい…

『英語ができないのは単語力がないから』は間違い!

「私は単語力がないからダメなんだ。」「語彙が増えれば話せるようになるのに……」と短絡的に考えるのが、ナント間違い!なのです。それは、 より難しい単語、イディオムになれば成るほど、それに反比例して使うチャンスは少なくなる。 難しい単語は、外来語…

日本人が英語を話せない理由は?役に立たない試験英語がコミュニケーション能力を低下させる

私は一時期、毎日毎日中学、高校の受験生に受験英語の指導をしていたこともありますし、自分自身も受験の経験があります。また英検の面接委員を過去15年程やっていて、試験の英語にもたいへん詳しいと思っています。次のような問題は、あなたも実際にやっ…

日本人の英語の上達が遅い理由は?

言語障害やどもってしまう人は、スピーチ・セラピーなどといって、心理面から障害を治していきます。それらの人達は、親が神経質で、早く子供にしゃべらせようとしたり、子供の話をいちいち直したり、また何らかのショックを受けて、それがトラウマとなって…

私がなぜシュリーマンの外国語学習法について研究しブログで書くことにしたのか

私がこのシュリーマンがどのようにして外国語を習得したのか、そのことをブログに書くことにした理由を述べておきます。 私の取扱っている英語教材、これは私が書いたのではなく、現役の家庭教師、塾講師をしている先生に書いてもらいました。 この教材は英…

シュリーマンは外国語を学習するとき翻訳作業をしたのか?

これから2つのことについて書きますが、かなり曖昧な話だです。 本当は載せるべきかどうかも迷いました。誤訳(かもしれない)問題もあります。 後で突っ込まれるかもしれませんが参考までに記載しておきます。 シュリーマンの自伝からの引用で、「ちょっと…

シュリーマンの英語学習法を13のステップにまとめてみた

ではいよいよ、私たちがシュリーマンの外国語習得法を実際に利用できるようにしていきましょう。 順に見ていきながら、適宜現実的な方法を考えていきましょう。 ここでは英語を学ぶ前提で話していきます。 一度、手順をまとめておきましょう。 1.自分が英…

英語学習をしている人でなかなか上達できない人が陥っている3つの罠とは?

シュリーマンの外国語習得法を実施する際に、日本人学習者が陥りがちな注意点を書いておきます。 これは陥るというよりも、抜け出せない点といった方が正確かもしれません。 シュリーマンの母国語はドイツ語で、その後習得した外国語も、ほとんどインド・ヨ…

シュリーマンの言語学習法を英語の勉強に応用してみた

さて、前回紹介した通りにやれれば全く問題はないのですが、いくつかの問題が発生します。 最も大きな問題はネイティブの教師に支払う費用だと思います。 また、単語を抜き出す作業なども手間と時間がかかります。 そこで、私の方から修正案を出してみます。…

英語を習得したいならカリグラフィーに挑戦しよう!その理由は?

やや外国語習得法とは外れるかと思いましたが、シュリーマンもたしなんだようですので軽く触れておきます。 カリグラフィー(calligraphy)とは洋風の書道のことですが、昔は紙(羊皮紙)が高価でしたので、文字をいいかげんに書くことは贅沢なことでした。 …

手を動かして文字を書くことは外国を修得するときには大切な作業だ!その理由は?

シュリーマンの語学的実績で特筆すべきなのは、彼のペンが生み出したものの多さです。 元々この時代、手紙は重要な通信手段で、多くの有名人が手紙を遺しています。 その中でも、シュリーマンは直筆の手紙を数多く出しているのです。 タイプライターは 18 世…

ネイティブの教師がいなくても外国語はマスターできる!

ここまで見てきたように、シュリーマンが多くの外国語を習得したのは、明確な目的があったからです。 彼は語学を習得することで自分の価値を高め、人生のチャンスを掴み取ろうとしたのです。 大きな転機となったのは、B・H・シュレーダー商会で帳簿係にな…

目や耳が悪いと外国語の勉強はあきらめないといけないのか?

シュリーマンは、目的のためには決して妥協せず、努力することを厭いませんでした。 しかし、肉体的にはあまり恵まれていなかったようです。 父親のせいで実家が家庭崩壊したため、シュリーマンは大学への進学をあきらめ、14歳で実科学校を出た後、すぐに…

シュリーマンはどうして多くの外国語を習得しようとしたのか?その動機は何なのか?

シュリーマンの外国語習得法を語る上で、彼の学習に対する意欲を理解しておかなければなりません。 今まで見てきたように、彼の外国語習得法は常人が簡単にできる勉強法ではありません。 日本では、「聞くだけで」とか「知らないうちに」英語をマスターでき…

年譜からシュリーマンの歴史を探ってみる

今までシュリーマンの外国語習得法を見てきました。 その過程で、今まで明らかにされていなかったようなことも整理され、誰でも真似ができる体裁を整えることができました。 そこで次は、なぜシュリーマンがこのような外国語習得法に至ったのかを探ってみま…

シュリーマンの短期間での外国語習得法は私達でも実践可能なのか?

さて、ここまでシュリーマンの外国語習得法を見てきました。 その実体は、巷で言われているほど摩訶不思議な方法ではありませんでした。 誰でも取り組める、そしてシュリーマンと同様に短期間で外国語を習得できる可能性のある学習システムでした。 しかし、…

シュリーマンのよう短期間で外国語を修得することは可能なのか?

シュリーマンの外国語習得法といえば、その習得に短期間しか必要としなかったことでも知られています。 英語・フランス語共にそれぞれ6ヵ月を費やしました。 この1年の訓練の結果、以後に取り組んだ各国語には6週間しか必要としなくなったようです。 “そ…